2020年より始まったコロナの影響は、2021年9月時点でも第5波の発生もあり、調剤薬局を経営する皆様は、従業員の雇用を守るため、完全防止対策や資金繰りの融資対応等で四苦八苦されているのではないでしょうか?
そのようなコロナの対応に追われる忙しい中、医療業界ではICT化が進んでおり、以下3点のように大きな転換期を迎えています。
・2020年9月 『オンライン服薬指導』
・2021年10月 『オンライン資格確認』
・2023年1月 『処方箋の電子化』
これらの導入は、調剤薬局様にとって業務削減、コスト削減、医療機関と情報共有が容易になるといった大きなメリットがあると言われておりますが、『導入前と導入後に必要なコスト』、『通常業務として定着するまでの時間と労力』、『患者様からの理解(浸透)と協力』等のことを考えるとなかなか前向きに捉えることができず、2022年の報酬改定の全容が見えない中で、現状どこまで対応すべきかお悩みの経営者様が多いと思います。
特に高齢の従業員を抱えている企業様は、ICT化の対応が遅れていることが多く、最近では大手調剤薬局との資本提携の話をよく耳にします。
もちろんICTに強い薬剤師を積極的に採用する方法や担当の従業員を設置し全従業員に浸透させる方法、コンサルティング会社を導入する方法等、解決方法は多々あり、あくまでもM&Aは課題を解決する方法の1つだと思います。
自社にあった解決方法を選択するためにも、正しい判断をするための情報をどれだけ持っているが重要です。 当社は多くの企業様と情報交換し蓄積されたデータがありますので、ふと悩まれた際はお気軽にご相談いただければ幸いです。